アンダルシアに憧れて

アンダルシアに憧れていました、幼い頃。私が生まれた町は一年の半分以上が寒い風の吹きすさぶ寂しい土地で、夕日を見上げれば遠くの山々が静かに煙を上げて…………煙?
敵襲じゃあ!すぐに櫓では鐘が鳴らされ、者どもこぞって出陣準備、いざ参るぞ我らがつわものたちよ、屍を踏み越えていざ進め、敵は百戦錬磨の騎兵隊、女子供は覚悟を決めよ、男はその手に刀を握れ、さあさあ戦え戦じゃ戦、我らが大将アンダルシアよ、白馬にまたがり鬨をあげよ、オーゴーレース倒すのだー。