あと「乳首をピンポンダッシュ」というような言葉も思いついたのですが、これはただの痴漢だと思った。

 男性はてなダイアラー(以下はてダーと略させていただきます)の約八十パーセントがおっぱい好きであるという統計は、ハニフェスを見ているはてダーさんには周知の事実であると思うのです。かくゆうおれもその八十パーセントの内に入っています。が、他のはてダーさんとは違い、どうにもおれはおっぱいに対しておかしな妄想を起こしやすい質であるようで、いざおっぱいと見つめ合うと素直におしゃべりできない(桑田)。妄想が現実を凌駕して思考を邪魔してしまうのですね。


 コレまでにおれが描いた妄想は、おっぱい型の島に乗り込んで大西洋横断をめざすひょっこりひょうたん島風の話に、阿蘇山程もあるおっぱいへ五十メートル後方から走って体当たりなど、実にバラエティに富んでいます。自分で言うのもなんですけど。で、最近描いた妄想の中でも一番のお気に入りは「女性の右乳首は核兵器発射ボタン」というものでして。内容は、まあ前述のタイトルの通りなんですけれども、これがもう今の俺の頭の中をぐわんぐわんと共鳴し続けるんですよおっぱいを見ると。


 核兵器発射ボタンといえば、「ゴルバチョフ大統領の頭部のシミは核兵器発射ボタン」といった噂を思い出す人もいることでしょう。あの根も葉もない噂を真に受けた小学生時代のおれは、いつか総理大臣になって、日ソ首脳会談時にあのシミを連射したいと思ったものです。しかしそのような行為を実際に行うなんてどだい無理な話。でも、女性の右乳首ならば、おれでも実行に移せるのでは……そう考えたおれは早速大学の女友達にこんなメールを送りました。


「なあ、お前の乳首ちょっと連射させてもらえへん?」


 翌日、同学年のみんなの俺に対する対応がガラリと変わりました。最近の学生の情報網ってすげえんだなと感激しました。