小学生の頃の夏の思い出

僕のベッドの下にバッタが居るよ
僕のベッドの下にバッタが居るよ
まるで昔からそこに住んでいたかのように
僕のベッドの下にバッタが居るよ


ベッドの下に茶色いバッタが居るよ
ベッドの下に茶色いバッタが居るよ
日本有数の都会化された住宅なのに
ベッドの下に茶色いバッタが居るよ


どこから入ってきたのかな?
バッタに聞いてもわからない
バッタは僕の視線なんか目もくれずに
赤点取った僕のテスト用紙を噛んでた


僕のベッドの下にバッタが居るよ
僕のベッドの下にバッタが居るよ
まるで昔からそこに住んでいたかのように
僕のベッドの下にバッタが居るよ


僕の猫が部屋に現れたよ
僕の猫が部屋に現れたよ
動く物を見ると思わず何でも飲み込んでしまう
僕の猫が部屋に現れたよ


どこから入ってきたのかな?
猫に聞いてもわからない
猫は僕の視線なんか目もくれずに
赤点取った僕のテスト用紙を噛んでたバッタを噛んでた


僕のベッドの下にバッタが居たよ
僕のベッドの下にバッタが居たよ
まるで昔からそこに住んでいたかのように
僕のベッドの下にバッタが居たよ


バッタは後ろ足だけ残して消えたよ
バッタは後ろ足だけ残して消えたよ
残りは全て猫のお腹の中
バッタは後ろ足だけ残して消えたよ


真夏の怪奇である