ぼくが部室のドアを開けるともう既に先輩がいた。冬の弱い日差しを浴びながら、古いストーブを勝手につけて暖を取っていた。 「なんだ、先輩きたんですか?」 「ん?きちゃわるい?」 「別に。でも勝手にストーブをつけるのは止めてください。怒られるのはぼくな…
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