あたしおばあちゃん子

ナンパされて車に乗ってゆうこときかないと山に捨てて来るぞなんて
そんなの都市伝説だと思ってたのに
都市に山なんかないかそうかそうかもね


でも車に乗っちゃって気付いたら山なの
こんなとこ置いてかれたらどうやって帰るんだろむごいなそんなの
でも山でヤることもないから山ではイイコのフリしといて
あたしポイントカード持ってるホテルがあるんだとか言って
そこまで連れて行かせてドロン
ばいばい少年たちそんなじゃダメだよ頑張りな


おうちに帰ったらおばあちゃんがいない
どうしようパパがおばあちゃんを山に捨てに行っちゃった
おばあちゃんがいくらイイコのフリしても
パパがホテルに連れてくわけないし
ちょっと少年たちあたしを山に連れて行って
山に熟女が置いてかれたの信頼できる筋からの情報よ


ナンパされて車に乗ってゆうこときかないと山に捨てて来るぞなんて


ねえおばあちゃんを助けてくれたらカラダで払うわ
おばあちゃんのカラダだって女だもん☆てのは冗談だけど
何よ一緒に山に置いてってっくれたっていいわよ
おばあちゃんをおぶって山を下りるわなんて美談のフリ
騙されてくれたら愛してあげる
ありがと少年たちイマドキのワカイコも捨てたもんじゃないね


ばいばい少年たち
あたしどうして山なんかにいるんだろう?
ばいばい少年たち
あたしどうして山なんかにいるんだろう?


  [ id:AyanoIchijo ]

これがおまえ

 きのうとは ぼくの頭の中のゆらめき  きのうとは ぼくが破ったやくそく  目を閉じるな いつも開いておけ  これがおまえで きょうとはいま持っているもの  きょうとは おまえが持つものすべて  目を閉じるな いつも開いておけ  これがおまえで おまえがなりたかった自分  小さければ小さいほど 全てなくしていく  なくすためだけに 全てを与えられたじぶん

眠れない夜

夢の中で

わたしは闇の中

あなたとふたりで

にげている

おびただしい血に染まったわたしは

こわくてこわくて泣いている

暗い闇の中で

あなたにすがりつきながら

子供のように

あかんぼうのように

ただただ

泣いている

失われた恋の物語

どうしようもなく君は去っていく


去ってゆく君を見ながら
どうにか僕の手の中に戻って来てくれないかと思う
僕にはどうしても君が必要だというのに


どんなに引き止めても君はするりと
僕の手から抜け出してしまう


どうしようもなく君は去っていく


去ってゆく君を見つめることしかできない
僕のもとに戻ってくれるというのなら
どんなことでもするつもりでいるのに


どんなに縋っても君はするりと
僕の手をかわしてしまう


もしも願いが叶うならどうか
僕の傍にもう少しだけでもとどまって
もしも願いが叶うならどうか
僕は君を抱きしめていたいいつまでも
傍に


だけど
どうしようもなく君は去っていく






シャンプーのたびに
抜け毛
髪をセットするたびに
抜け毛

見るたびに涙がちょちょぎれるんだ
こんな僕の気持ちを誰か
わかってくれるだろうか誰か


  [ id:AyanoIchijo ]

無題

好かれたがりの根性が丸裸にされた感じがした
ここ二日間打ちのめされていた

どこにでも無意識に好かれたがるのはもう止めた
なんてかっこいいことをいってみたいけれど

所詮無理

できれば好きでいてね
なんて
かっこうわるいことを
この口はつぶやくんだ

ツンデレ委員長のうまれたまんまの姿の写真流出!

「って、いいんちょのうまれたときの写真じゃねぇか。なんだこの猿顔」
「間違っちゃないだろ?」
「まあそうだが」
「しかもちょうかわいいよな。この猿顔」
「おまえ個人の嗜好を否定はしないが」
「寛大な処遇、感謝する」
「おれが許しても、法が許さないけどな」

雨が降っていた
あの五月の雨の日
僕たちは飽きもせずまだ行ったことのない外国の山の話をしてた


来月には山に行くよ休みが取れたら
カラ松の新緑がいちばんきれいな頃だよ
僕たちは雨に濡れたその色を思い描く


何があったかは聞かないでくれよ
一人になりたいけれど一人にされたくはないんだ


山が深く夜も深く
静かできっと独りでもっと独りで
僕はもっと独りになりたい
僕は孤独を知りたい
孤独を知って本当には独りじゃないんだと知りたいんだ


山が深く夜も深く
だけどいつか夜は明ける
そうしたら僕は歩き出すから


雨が降っていた
あの優しい雨の日
僕たちは誰からももう崇拝されなくなった神様の話をしてた


またいつか山に行くよ休みが取れたら
ひそひそと一歩ずつ踏みしめて歩くよ
僕たちは雨に濡れたその音をその音を


何があったとかそういうわけでもないけど
悲しくなるとふらりと山を歩きたくなるんだ


山が深く夜も深く
暗くてきっと独りでもっと独りで
僕は独りじゃ生きていけない
だけど孤独を知りたい
鏡のない世界で自分の輪郭をぼんやりとさせたいんだ


山が深く夜も深く
ようやく僕の夜が明ける
そうしたら僕は歩き出すから

あぁ無常

あのうみをこえてゆきたいあの空にとけてゆきたいあの雲の向こうに飛んでゆきたいすべてを無にしてぼくを無にして世界を無にして意識などなかった宇宙の中の粒子の頃に



あの頃の
ゆうこりん
もう
いない



コリン星を乗っ取る悪魔に
魂を
吸い取られたのだ

神頼み(id:foreplay)

コンビニの店員に一目ぼれしたんだけどなにをどうすりゃいいかさっぱり分かんないから悩んで悩んで秘策を編み出したんだよ「買い物をする時は絶対におつりが出るようにするのだ!作戦」を。これ毎日実行してさあ運がよかったら指と指がほんのり触れ合ったりしてそれでなんか伝わるもんがあるんじゃないのって。だって俺すげえETに顔似てるからまじ完璧だなこの作戦。自転車に二人乗りしたって空なんか飛べないかもしんないけどそんとき俺のこころはぶわっと舞い上がってるだろうからそれでいいじゃんなんか文句ある?

1ヵ月後
小銭だらけでパンパンにふくらんだ財布だけが残った
それ全部コンビニの募金箱に突っ込んだ
彼女のいなくなったコンビニに
理由はわかんないけどやめたんだろうなたぶん
今度は募金箱がパンパンだ
店長みたいなおっさんも驚いててさ
それ見てたらなんか分かんないけどすごいすがすがしい気分になれてさ
バカか俺は
帰りし車にひかれた
死なない程度にひかれた

無題

毎日別れるって思ってても、
毎日いつかは別れるんだって思ってても、


今日は大丈夫だよね、
今日はまだ大丈夫だよね、
って毎日毎日先延ばしにしてた。


今日は大丈夫、
うん今日も大好きで
彼は優しい。
だから今日も大丈夫。
きっと明日も大丈夫。


いつか終わるけど、
もう少しもうちょっと、傍にいてもいいよね。



いつか、終わるけど。



お願い
それは
今日じゃないよって言って。
終わりはまだ来ないよって言ってよ。

もっこり

もっこりしてるかい?」って聞いたら
「うん、わたしもっこりしてるの」とか言いやがる
僕が驚いて聞き返すと
「だからもっこりしてるんだってばー」だって


ちょっとしかもっこりしてないのにさ
ほんの、ほんのちょっとしかもっこりしてないのに
まったく

アイラブ俺

足の爪の匂いを嗅ぐ
片足をぐっと持ちあげ目を瞑り
鼻腔の内壁を刺激させ
あたかもワインを楽しむように
頭の中ではビンテージものの爪あかの薀蓄を語る
目を開けるとそこには爪
と爪にたまったあか
目でも楽しむ
つまようじをすっととりだし
爪あかをうまくすくう
つまようじの先についたそれを
俺はまじまじと観察し
昨日の爪あかとの量・質・香りの違いを
日記につける

それを母ちゃんに見られた
アイラブ俺

あの子とファック

ファックファックファック
君と出会ったあの日から僕のファックが止まらない
だって君はあの瞬間から僕の大事なファック
君と僕とでマザファッカー
ファックファックファック
ねえ僕はどうしたらファックできるの
今世紀最大のファックがやってくるの
おまえとおまえがファックオフ
ファックファックファック
君はどうしてそんなにファックなんだ
僕も負けずにファックしたいよ
人類皆ファックだよ
ファッキンガムファックだよ
ファックファックファック

9月

おお、9月よ

8月の次よ

夏の太陽は傾き倒れ

秋の夕暮が忍び寄る

海で海月がぷかぷか笑い

刺された患者が痛いと嘆く

おお、9月よ

10月の父よ

母親はどこだ

どこにいる

無駄な抵抗は止めて出て来るがいい

いまならポイント3倍

手数料は2倍

合わせて5倍

おお、9月よ

3倍すると27月よ

12月を超えて見せろ

お前なら出来る

お前だから出来る

信じる心は固い壁も乗り越える

なぜなら低いから

おお、9月よ

夏の終わりよ

地獄のような熱気も

悪夢のような日差しも

気象庁は全てを過去へと押し流す

こんにちは立秋

さようなら大暑

調べたらどちらも過ぎていた

おのれ気象庁

謀ったな

女体のひみつ(id:foreplay)

おっぱいの先をなめると僕の恋人は 「あんあん」とおかしな声を出す

とてもおもしろい

でもだとしたらだ 他のおんなのひともおかしな声を出すのだろうか

すこし気になったので

合コンで知り合ったおんなのひとのおっぱいの先をなめてみた

おなじようにおかしな声を出したので おお!とおもった

でも恋人の声のほうが数倍はおもしろいし

それはある意味 僕たちがいっしょにいる理由ともいえるのだった

ただほんとうにだれもがおかしな声を出すのだろうか

その結論をだすにはいかんせん サンプルがすくなすぎる

すくなくとも僕は あと5、6個のおっぱいの先をなめる義務がある

ばれないようにこっそりと

女体にひみつがあるように 僕にだってひみつがあるのだ

フェチじゃないんだよ

(適当に歌いましょう)

君が「愛してる?」なんて僕にいうから (パヤパヤ)(パパヤパヤ)

僕は思わず君にこう叫ぶのさ (パヤパヤ)(パパヤパヤパヤ)



僕が愛しているのは 多分君だけ

そして僕が好きなのは 君のおっぱいさ



ハミだとか 横だとか そういうものはどうでもいい (イェイイェイ)

谷間とか 大小も そういうとこはどうでもいい (イェイイェイ)

ただ僕はちょっと貧乳が好きだけどねー!!(イェー!!)



おっぱい おっぱい 君が好きだよ (アイラブユー)

おっぱい おっぱい 君のおっぱい (アイニードユー)

おっぱい おっぱい 乳首が立ってる

ほらごらん 君のおっぱいが ゆ・う・ひ・に・ゆ・れ・て・る (おっぱーい!!)



(間奏)(出来るだけ長く)(時間を稼ぐように)



君が「愛してる」なんて僕にささやくから (パヤパヤ)(イェーイェー)

僕は思わず君にこう叫ぶのさ (パヤパヤ)(ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!)



僕が愛してるのは 君のおっぱい

そして僕が好きなのは その乳首なのさ



パイだとか ズリだとか そういう行為はどうでもいい (イェイイェイ)

ブラだとか ピアスだとか 細かいところは求めてない (イェイイェイ)

だけどやっぱ僕は貧乳が好きだけどねー!!(HOOOOO!!)



おっぱい おっぱい ふかふかしてる (揉ませろ)

おっぱい おっぱい 乳輪がデカイ (いいから揉ませろ)

おっぱい おっぱい 感度は鈍いぜ (ゴメン許して)

無理してる 君の方が お・っ・ぱ・い・す・き・だ・ろ (はばたけー!!)



それでも やっぱ僕は 小さいほうが良い (好きな娘の名前 例・id:amuhima)

ワナダイ

死ぬ勇気なんてないくせに
死にたいなんて嘯くきみは
きっと心配されたいだけ
いっぱしに愛されたいだけ


眠る気もないくせに
眠れないなんて呟くきみは
お仲間探して今日も
ディスプレイの向こう側


きっとそんな人間は
きみの隣の部屋にも居て
自分が一番寂しいのだと
疑いもせずに暮らしている


今も

どうもみなさん どうもです
チンポコチンポ パンダコパンダ田中です
今日はわたしがポエム書く
国の手当でポエム書く
NGワードはチンポエム
これら全てがわたし作
どうですみなさん 見てください
ぷっくり乳首を 見てください

20q

Q1. It is classified as Animal ?
Q2. Are there many different sorts of it ?
Q3. Does it have claws ?
Q4. Does it have fangs ?
Q5. Does it have paws ?
Q6. Does it have a long tail ?
Q7. Does it come from space ?
Q8. Does it live in wet-lands ?
Q9. Does it live in the forest ?
Q10. Can it climb ?
Q11. Can it jump ?
Q12. Is it a small mammal ?
Q13. Does it produce gas ?
Q14. Is it a lazy animal ?
Q15. Is it dangerous ?
Q16. Is it a wild animal ?
Q17. Does it win races ?
Q18. Can it save your life ?
Q19. Can it help you find your way ?
Q20. I am guessing that it is human.


Right, Wrong, Close

夏祭り

僕が勉強に集中できないのはどうしてだろう
暑さのせい?
TVのせい?
いいや違うね、僕の集中を紛らわせてるのは、アレだ
ほら見えるだろ、向かいの公園でやってるお祭り



あの中の

チョコバナナが
フランクフルトが
いけないんだ



あの中で 何人もの浴衣の女子が

チョコバナナを
フランクフルトを
おじさんから受け取ったそれを
くわえるんだ



嗚呼何て卑猥な妄想
チョコバナナに
フランクフルトに
「おじさんの」を付けるだけでもう 卑猥のバーゲンセールだ



「じゃんけんに買ったら『おじさんの』フランクフルトをもう一本」だなんて!



ほらやっぱり、id:amuhimaは勉強に集中できてない。

小学生の頃の夏の思い出

僕のベッドの下にバッタが居るよ
僕のベッドの下にバッタが居るよ
まるで昔からそこに住んでいたかのように
僕のベッドの下にバッタが居るよ


ベッドの下に茶色いバッタが居るよ
ベッドの下に茶色いバッタが居るよ
日本有数の都会化された住宅なのに
ベッドの下に茶色いバッタが居るよ


どこから入ってきたのかな?
バッタに聞いてもわからない
バッタは僕の視線なんか目もくれずに
赤点取った僕のテスト用紙を噛んでた


僕のベッドの下にバッタが居るよ
僕のベッドの下にバッタが居るよ
まるで昔からそこに住んでいたかのように
僕のベッドの下にバッタが居るよ


僕の猫が部屋に現れたよ
僕の猫が部屋に現れたよ
動く物を見ると思わず何でも飲み込んでしまう
僕の猫が部屋に現れたよ


どこから入ってきたのかな?
猫に聞いてもわからない
猫は僕の視線なんか目もくれずに
赤点取った僕のテスト用紙を噛んでたバッタを噛んでた


僕のベッドの下にバッタが居たよ
僕のベッドの下にバッタが居たよ
まるで昔からそこに住んでいたかのように
僕のベッドの下にバッタが居たよ


バッタは後ろ足だけ残して消えたよ
バッタは後ろ足だけ残して消えたよ
残りは全て猫のお腹の中
バッタは後ろ足だけ残して消えたよ


真夏の怪奇である

ふたり暮らし(id:foreplay)

きみの作ったおみそ汁があんまりにも僕の母親の味と似てたもんだから
お椀の中から赤い糸がびゅっと出てきて
僕ときみの小指にぐるぐると絡まって
でもきみは全然気づいてなくって
「少し濃いかなあ?」
僕をちらちらと見てる
心配そうな顔で
まるで通知表を見せてる子供みたいに
それがひどくおかしくってさ
あの時笑ったのはつまりはそういうことで
おいしくなかったとかじゃないんだよ
ねえそろそろ機嫌直してよ
ご褒美に指輪をプレゼントするから
きみの作ったおみそ汁を毎日飲みたいから

あなたの優しいおおきな手
そのごつごつとしたおおきな手で頭をなでられるたびに
わたしは泣きそうなくらいとても幸せでした
あなたはもう
この世にはいないけれども
あなたの手のぬくもりとあなたの不器用な優しさは
わたしのこころにいまもいます

きっと大丈夫

うん、ほんとだってば、
ぜったいだよ、やくそくするよ
きみと、ぼくとのやくそくだよ
めとめをあわせて、
こゆびとこゆびをからめて、
ゆびきりさ、やくそくさ
ぜったいに、なにもしない
ぜったいに、さわったりしない
だから、ほら、さ、ゆっくりと
はなさきにちかづけて
おっぱいのさきっちょを、さ

世界交響曲


世界は今日も生まれては消え

君と僕らは途方に暮れる

彼らの言葉を抱えたままで



業火の下にロボットは空を裂き

兵器の少女は恋人の胸で泣く


選ばれた少年は自己の意義に苦悩し

人類の住処が地に撃ち堕される



彼らは詠う、世界の詩を

命を削り、言葉を駆使し

ただ終末へと疾走する



その歌の名は 「世界交響曲


君と僕らは立ち尽くす

言葉の残滓の山の前で

肥大し続ける残骸の前で


田舎の子供たちは運命に弄ばれ

”目”を持つ青年は吸血鬼と出会う


退屈な彼女は異世界を渇望し

少年たちは裏山でUFOを待つ


彼らは奏でる、世界の旋律を

冒険と不思議に満ちた音たちを

堕落と飽食に生きる僕らへと



その旋律の名は 「世界交響曲


君と僕らは聞き流す

世界の消えるその一瞬を

世界の壊れるその瞬間を


山間の村はロボットに焼き尽くされ

兵器の少女が少年と苦悩を掻き消す


退屈な彼女はナイフで切り裂かれ

少年たちは堕ちゆく住処を見る



悲鳴を発するワールズエンドの刹那に

彼らが奏でる終末の曲の群れに

君と僕らは名前をつけた


その曲の名は「世界交響曲

男子、27歳、秋

キミが走り去るうしろ姿を眺めながら、僕はとても満足だった。
あの日の出来事、それがその後の僕の人生を、自意識を支えてきたんだ。
世界のすべてが僕を否定するようになって、半年。
彼女はこのモノクロの世界で、唯一、色付いた存在。
あのときの彼女の表情。あのときの彼女の鳴き声。あの美しきサーモンピンク。
僕は忘れない。この世に生きた、唯一の真実。唯一の意味。
でも、僕はあのとき、キミのうしろ姿を眺めながら、ひとつだけ後悔したんだ。
キミのかわいいプリーツスカートを汚してしまったことを。

SUKIYAKI

空気のやわらかいよるにそらをながめて泣いてみる
上を向いて歩いていたのになんでかな?
涙がこぼれてしまったよ
悔しいことも悲しいことも腹立たしいことも生きてる証
なんてありがちな言葉だけど
自分が一番不幸だと思う夜があってもいいよね
坂本九の名曲をくちずさみながら

夜明け

だんだんとおわりがみえ
「やっとおわった」「もうおわりなの?」
そういうかおをしてるのがみてとれた
でも ぼくはおわってからぜんぶがうごきだす そう思った
あ もう時間がないね 僕はもうここに居られないけど
君が 誰かが 見てくれるたび
そこに居るから さようなら また何処かで逢…

残像

気紛れなマイ王は、日を惜しみ、
鈍重な猛牛に、その姿を変え。

吹き雫、地に浸み出し、
赤き点となり、歪円を描く。

昼過ぎ、煙りたなびき、
腐塩の吹雪、楕音を奏づ。

ヒナギク香は、冥極に至り、
緩慢な蝸牛の、赤き染みへ。

朋映集に、像を塞ぎ、
眉間から、洗濯機が流れ。

瞬きの、柏の葉
眉間から、洗濯機が流れ。

つながり からまり ほぐれて よりそう



意味を剥ぎ取られ 一糸纏わぬ音と化した言葉の
舞踏の如き それ


はなれて ひしめき もつれて たゆたう



終焉の一刹那に 星がひときわ燃え上がるかのように
光を放つ それ

テポドン

朝起きると 山があった
雄雄しくそそり立つ 山があった


その山は湾曲した僕(id:amuhima)のフェチズムの塊であり
その種の欲望を中に滾らせた風船であり
裏を表にした自分自身であった


僕はそれを 掴んだ
そして テポドン発射



北から昇ったテポドンが 東(シナ海)に沈む
これでいいのだ これでいいのだ
将軍一家だ テーポドン ドン

夏の思い出(id:foreplay)

すごい坂道登るんってしんどいやんか
でも後ろ向いて登ったら更にドン!5倍くらいしんどいやんか
それといっしょやろなーって思わん?
人間の体ってそんな風にできてへんもん
心だってそんな風にできてへんもん


そう言ってほほえんだ顔がとてもやわらかくって
目のやり場に困って
空を見上げたらばかでかい入道雲が見えて
自分の小ささに打ちのめされそうになって
「がんばるよ」って言ったら「声が小さい!」って怒られて
「ありがとう」って言ったら今度は「うるさい!」って怒られて
もっと好きになった

大人と子供

あなたがママ大好きだよといってくれるたび
わたしもあなたが大好きよと抱きしめる
叱ることと怒りをぶつけてることの違いを理解できないあなたは
ママごめんなさいと嗚咽をもらしながら何度も何度も謝っていた


ママこそごめんね
さっきのはあなたを叱ったんじゃなかったの
きっかけはあなたであれどもあれはそうじゃなかった
ママはたびたび間違えるから
ママもあなたと同じ子供だから

三連・チンコ・カントラジェディ

 
 悲しき男の哀れな伴侶、股にぶらさげ役に立たず。
 愛という名の言葉遊びに、真剣なんだと嘘をつき。
 ゴムを忘れてセブンイレブン、部屋に戻れば女は消えて。
 せつない男の道行きお供、三連・チンコ・カントラジェディ。
 
 美しい女の傲慢ライフ、男を使って金が愛情。
 恋という名の自己満足に、ケータイ盗み見確かめて。
 仕事と私とどっちが大事、問い詰めてみれば目をそらされる。
 買われて買わせて賞味も期限、三連・チンコ・カントラジェディ。
 
 切ないブログの人気エントリ、一日数万PVあれど。
 アクセスという名の無理解に、あなたを探してログチェック。
 行く道たがえど同じ星、見えない心と優しさと。
 書いて終わらぬ祭りのために、三連・チンコ・カントラジェディ。
 
 (id:noon75)
 

フェスティバル

祭りっていうものは 常に終わりまでの空気を孕みながら進んでく



あそこで綿アメを買って あそこで林檎アメを買って



最後に何を残すか 最後までにどうやってお小遣いを使うか 最後の花火を誰と見るか



皆最後を意識しながら進んでく



そしてはこのHAPOFESという祭りの最後を意識して



こんないやらしいポエムを書くんだ